媒介契約は1社専任か？複数社の一般か？

媒介契約は1社専任か？複数社の一般か？

不動産の売却（仲介）は１社に頼むか？複数社に頼むべきか？？
初めて売却される方に限らず何度か不動産の売却をされたことのある方でも 「複数社に頼めるの？？」っと多く聞きます。

はい。何社でも頼めます。
複数社に並行して販売依頼することを一般媒介契約といいます。

1社にだけにしか任せるしかできないと考えていて、最初から選択肢を減らしてしまうのはもったいないかもしれません。 複数社に任せることも検討に含めながら販売を依頼する一般媒介契約のメリットとデメリットをまとめました。

一般媒介契約の概要

一般媒介契約のポイント

一般媒介契約の概要複数の不動産会社と契約できる。
売主の希望による近畿レインズに登録の有無を決めることができる。

仲介手数料は専任媒介契約・専属専任媒介契約と同額

複数の会社に依頼するため、各社得意な営業地域やエリアが違いがあり、幅広く物件情報が流れやすいです。それ以外にも高価格帯が得意な会社もあれば賃貸と併せて検討することができる会社などもあります。
それらの得意を組み合わせると幅広いエリアや属性をカバーすることができます。

例えば、〇阪急京都線に強みを持つ会社　〇地下鉄烏丸線に強みを持つ会社　〇地元をとことん知り尽くした会社などに併行して販売依頼すると広いエリアときめ細かなエリアをカバーすることができそうです。

囲い込み問題が起きにくい

囲い込み問題という言葉をお聞きになられたことはありますでしょうか？
売主にとってはかなり厄介な問題で、機会損失だけでなく、損害が発生するかもしれません。
詳しくはこちら

専任媒介契約よりも依頼主に主体が置かれる。
専任媒介契約よりも以下の点で売主自身が検討する必要があります。

・各社に対し価格を一定になるように段取りする
・販売状況の報告や意見の違いを売主自身がまとめる必要がある
・お申込みいただいた際、お申込み客に対し優先順位をつける

ある程度不動産会社に任せてきりにするのではなく、金額や販売時期をコントロールしたい方には問題ない媒介契約です。
ただ、不動産会社に相談するとまずは、専任媒介契約や専属専任媒介契約を時に強く紹介してきます。

始めて不動産を売買するかたや、検討するためのお時間が取れない方には専任媒介契約の方が楽かもしれません。
しかし、大切な不動産を早く広く、安全に情報を広めたい場合は一般媒介契約は有効です。

一般媒介契約への切り替え

最初から一般媒介契約の方以外にも
専任媒介契約や専任媒介契約で3か月成約とならなかった方も一般媒介契約の切り替えすることができます。
切り替えの際は、まずは専任（専属）媒介契約を延長せずに、依頼をしていない状態にします。
そうしなければ近畿レインズにまだ専任・専属に載っていては、他業者は相談にのりにくい状況になります。
ですので、レインズに掲載されていない状態にして、ご相談してください。
3か月間での成約にならなかった原因を探して、打ち合わせしていくことになります。

こんな方は特に一般媒介契約の方がオススメかもしれません。

空き家になったご実家が京都にあるでしたら一般（複数社）の方が良さそうです。 など 物件や売主様の状況によってどちらの方が最適なのか変わってきます。

どこから相談すれば？？

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ご本人や近しい親族以外の他人が所有している不動産への査定ご利用は、お断りさせていただいております。

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